大垣市の障害者就労移行支援センター Notoカレッジ キャリアセンタープラス

Notoカレッジ VOICE

自分に向き合ってこそ努力は実る
障がい
ASD(アスペルガー症候群)
年齢
21
性別
女性
住まい
岐阜県羽島市
期間
1年0ヶ月
卒業
2020年9月
就職先
総務(大垣市)

卒業生の声

「自分に向き合ってこそ努力は実る」

Notoカレッジでの活動を通して一番大変だったことは、自分のことを知ること。障がいをもっているということをカミングアウトしてあまりいい思いをしてきたことのなかった私にとって、自分がどういう人間なのかを知るのはとても怖いことでした。でも自分も周りもなにも知らないまますれ違いが起こり続け、人間関係が壊れていくのはもっと怖いことだったのです。生まれてきてからの約20年間に渡って私を苦しめてきた恐怖の根源。それでも一度知ってしまうと、もう何も怖くなくなりました。

企業での見学、実習、面接を通して一番褒められたことは、自分の特性・弱点をしっかり自分で把握できていたこと。親やスタッフさんに支えられつつ心の中で血反吐を吐きながら三日三晩かけ決死で起こしたキャリアシートを採用担当の方はしっかり読み込んでくださり、一緒に働く先輩方全員に事前にこの内容を伝えてくださっていました。

就職活動に向かい風のふく社会情勢の中、こんな要領のわるい私でも就職できるのか不安になったこともあったけれど、それでも周りの支えもあって、自分を信じて前に進んでいくことができました。この支えがどうしてできたのかということを考えると、自分のことを周りに伝えられたからなのではないかと私は思います。

周りに支えてもらうには、まずはいいところもわるいところも含めて自分で自分を知ること。そして、自分のことを信じること。できないこと、難しいことは、事前に伝えてしまえばいい。周りにわかってもらえばいいんです。こんな私が自分を信じて前に進めたのだから、きっとこの声をきいているあなたも、自分を信じて前に進むことができるはず。この声があなたの一般就職にむけての支えになることを祈っています。

ご家族からの声

就職活動もひとりではままならず「自分ではできない、生きている価値もない」と自信を失っていた娘が、無事実習期間を終え、採用していただくことができ、家族一同喜んでいます。これも本人の努力と、Notoカレッジのスタッフの皆様の本人に合わせた温かい励ましと丁寧なご指導のおかげだと大変感謝しています。毎日、元気よく通っているので、親として今のところ大きな心配もなく安心しています。このまま職場の方と良好な関係を保ちつつ、自分の業務にしっかりあたり、一緒に働く仲間として末永く受け入れていただけたら・・・と願っています。今後ともよろしくお願いいたします。

Notoカレッジの就労移行支援事業所利用に関するお問合せ

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